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想像以上に美しい水の都ヴェネツィア

夜20:00。
ナポリからヴェネツィアまで夜行で向かう。
ヴェネツィアは英語でヴェニス。
到着予定時間は朝5:30。
前回の夜行は「クシェット」という簡易寝台だったが、今回はシート、つまり「席のみ」だ。
クシェットのほうがもちろん寝れて、自分のスペースを確保できていいのだが、何せ€30もするため却下。
シートはなんと€3。1/10である。。。

やはり約10時間シートはキツイだろう。。。
席は6人コンパートメントの窓側。上棚にバックパック、手荷物は施錠をし、貴重品も窓と自分の間に移動させ、準備万端。
外が暗くなる22時前まで本を読む。
その後は…気づいたら寝ていた。。
途中何度か起きたが、すぐ寝れ、起きたのは5時。
自分はシートで全然大丈夫と確信できました。
電車はお決まりの(笑)1時間遅れでヴェネツィア・サンタ・ルチアに到着。雨がパラパラと降る中、時間にして6:30。
宿はすでに予約してある。
ヴェネツィアの宿は高い。というか、街の物価が高い。。
ここは予約したほうが確実だろうということで。しかし宿のチェックインは13:30以降。。。
なので駅で荷物を預け、ヴェネツィアの街へ繰り出した。
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ヴェネツィア だが天気は良くない

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しかし町並みは美しい
まず思ったことは、寒い!
雨のせいだろうが、ナポリの温暖な気候から急に変わった。
Tシャツとパーカでは若干身震いする。
ヴェネツィアは120の島からなる言わずとも知れた水の都。
駅前からヴァポレットと呼ばれる水上バスが主な交通方法だ。
なにしろ、街中は車が一台も走っていない!だからとても静かで空気も綺麗だ。
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真ん中左手にある、黄色い船がヴァポレットといわれる水上バス
ヴァポレットの3日有効券を買うためインフォに来たが朝だからまだ扱っていないとのこと。
ということで、歩きで周ることにした。
まず朝食。
夜行の夜メシで食べるはずだった手製サンドイッチ(ハム、トマト)
作ったのは一昨日だ。大丈夫かな?
口にした瞬間、危ない予感が…
なので手製サンドイッチはあきらめ、近くのバールで朝食。
ここで食べたサラミとハードチーズ入りのミニパン(€0.9)がおいしすぎで感動。たぶんもう一回いくと思う。
ヴェネツィアの朝はとても静か。
その中を地図片手に適当に歩く自分。
天気がイマイチだが、歩くだけで楽しい!
完全にゲームの中にいるような雰囲気だ。
この街並がそう感じさせるんだろう…
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このような狭い道がたくさん
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歩いていてみつけたファンキーなギター
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毎年冬に行われるカルネヴァーレ(カーニヴァル)用の仮面販売ショップ 色とりどりの仮面が並ぶ
2時間弱歩いたところで、ヴァポレット3日券購入。€22と値が張ったが、ヴェネツィアは離島がたくさんあるため、観光代として捻出した。
早速駅行きのヴァポレットに乗る。
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中からの景色
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ヴァポレット
天気はイマイチだが、なんて気持ちがいいんだろう!
この街並を見ながら風に吹かれ、川を流れていく。
離島に行ってみたり、当ても無く乗ってみたり、ヴァポレットを使いヴェネツィアを楽しんだ。
歩くのもいいけど、ヴェネツィアはヴァポレットに乗ってこそだろう。
昼過ぎになり、駅まで荷物を取りに戻り宿へ向かった。
今日の宿は「Ostello per la Gioventu(オステッロ・ペル・ラ・ジョヴェントゥ)」
実はここ、歩き方に載っているユースなのだが、行かないほうがいいといわれ、候補からはずしていた。
しかし週末のため他に宿が取れずここに行くことに。
なぜ行くなと言われたのかという理由は、ここは離島のため行くだけでヴァポレット代€6程かかる。
最低往復するので€12かかるのだ。
しかし3日有効券を買った自分は問題なし。
ということで、難なく予約。
宿がある離島は「ジューデッカ島」
サンマルコ広場の対岸にあり、アクセスは良くはないが、川沿いで景色は本当に溜め息モノ
歩き方に「絶対行かない」とメモまでしていたが、自分は来て正解だった。
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このユースは百年以上前の建物をそのまま使っているらしく、雰囲気のある造りだ
幸い午後には天気も回復して完全に晴れている。
宿を出て目の前の川に足を投げ出して座っているだけで幸せな気分になる。
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宿のすぐ前は素晴らしい景色が広がる
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映画に出てきそうな雰囲気ばかり
夕方にはまた近くの離島「SERVOLO」というところに行ってみた。
ここがまた綺麗…!
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雑誌などでよく見るような場所
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水面に反射する夕焼け
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人はほぼいない
写真ではうまく伝わらないかも知れない。
しかしこんな景色が本当にあるんだ!と疑ってしまうほどだ。
歩いて10分ほどで周遊できるほど小さい離島。
帰りのフェリーで日本人ですかと声をかけられ、少しの間話したりもした。
そういえば、ヴェネツィアは日本人が少ない。
一日で2,3組くらいしかみなかった気がする。
ツアー団体もいなく、あの特有の雰囲気に押しつぶされなくてラクだ。
今日は昼も夜もパンとサラミ+果物等。。
というのは、ヴェネツィアは物価が高く、食事もゆうに€10位いってしまう…
「ここは節約」…と自分に言い聞かせ、スーパーで安く済ませる。
ヴェネツィアの目的はこの街に来ることなので、明日もヴァポレットに乗り、離島や散歩を楽しみたいと思う。
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ヴェネツィアにはたくさんの鳥が棲む

「想像以上に美しい水の都ヴェネツィア」への8件の返信

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なんてキレイな景色。。。
しかし、ユウタロウなかなか写真がうまく
なってるじゃないの!
壁紙にしちゃった。(^^)

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水の都かぁ
いいねぇ!!
すごい癒されそう。
ってか何回"天気がイマイチ"っつってんの(笑)

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美しいですねぇ、ヴェネツィア・・・(うっとり)
でも、食事節約はヨーロッパ旅行の最大の苦痛ですな(笑)
こちらは、エチオピアのアディスアベバです。
ようやくアフリカに入りました。
ここ、ネットが劣悪激遅停電アリ。
あの忌まわしき作業、まだカイロで良かったかも、、、(苦笑)

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いまヴェネツィアビエンナーレっていうアートの
お祭りやってるでしょ?
アート界最大の祭り。世界中のいちばん
あたらしくてかっこいいものが見れるよ!
でも丸2日は最低かかるから、あんまりおすすめしない笑。

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>ねぇ
お!壁紙いけた?解像度高くないからね…
いいのあったら高いので撮ってみるよ。
写真家気取りで毎日撮ってます 笑
>ミスター
確かに 笑 何回言ってんだろね 笑
>くまさん
そうだったんだ!もうドイツだよ?知らなかったぜ。。。
アートがヴェネツィアってのも意外?な気がするけどね。

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>fumieさん
エチオピアですか!
その環境下であの作業は…考えただけでストレス溜まりますね 笑
僕は今ドイツです。
食事は、抑えに抑えてますよ!笑
でもそれだと意味ないので、たまーに名物料理とか食べてます。。

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はぁ。快晴に恵まれてるねぇ。
イタリア旅行記一気に読ませてもらいました。
ルートは違うけど、私と同じ所に沢山行ってるので自分の記憶と重ねて楽しく読ませてまらいましたよ。
写真も自分が撮るのと人が撮るのとでは見方も違うし、何しろ快晴の写真が多いので少し拝借させてくださいませ。
あ?私も日記書かなくちゃ?と思いました。

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ヴェネツィアは最初どんよりだったけど、途中から快晴になって本当良かった!写真全然OKです。
ブログ書いてください 笑

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