マドリッドからバルセロナへの過酷なバス＆繋がらなかったヤガミホステル再び

マドリッドの観光はやめ、（飛行機に乗るためにまた戻ってくるし）朝10:00のバスでバルセロナに向かった。
8時間のバス…
€28…（列車は€100程）
確実に快適なハズがない。
そう思った自分は朝飯を近くのカフェでしっかり食べ、水分と昼食、本を用意した。

バスターミナルに着き自分の乗るバスを発見。
50人乗りだ。
席間隔はあまりなく、なによりスペインの降り注ぐ太陽の下、エアコンが弱い。
なぜか窓は開かず。。
これで8時間はツラいなー…
途中2時間おきに休憩。

乗ったバス

快晴なんだけど、メチャ暑い！！

本を読む→暑い→休憩→眠くなり寝る→暑くて目が覚める

そんなんの繰り返し。
隣のスペイン男は溜め息ばかりついていた 笑
歩き方にはバスの冷房が効きすぎて寒いってあったんだけどなぁ。。。
我慢の末、午後18:30バルセロナ北バスターミナルへ到着！
この解放感、、、なんとも言えない。
バルセロナの宿泊先はマドリッドで泊まれずに終わった「ヤガミホステル・バルセロナ支店」
前日、スカイプと携帯電話で再度試したが通じず…
とりあえず宿にメールで予約をいれたのでなんとかなるだろう精神でやってきた。
ここの宿は住所が非公開で、駅まで向かえに来るという。
住所がわかればなんとかいけるんだけどな…
まぁ宿の方針だからしょうがない。
北バスターミナルから最寄駅まで４つ。
携帯からは前々から繋がらないので、公衆電話からトライ。
料金は1€だ。
まず使い方がわからず1€
一度繋がらず1€
もう一度トライするも繋がらず1€

…繋がらない！！
そして3€の出費。。。
ヤガミホステル…何かしたか俺？笑
ここまできて2日連続で宿にいけないとは…
しょうがないので近くにたまたまある日本人宿に来た。
というかここしか近くにはなかった。
途中日本人用ホテル案内センターみたいのにもいってみたけど、土曜なので休み。。
この宿は「チキート」という。
WiFiはないのだが、たまたま近くにある電波をキャッチ！（本当はダメなんだけど）
ネットにアクセスし、メールチェックするとやっぱりきていた。ヤガミホステルからのメールだ！
メールに書いてある電話番号が違うじゃん…

だから繋がんなかったのか 笑
ヤガミさん、頼みますよ。。。
早速電話し事情説明。
するとヤガミホステルもトラブルが起きているらしい。
なにやら停電で、冷蔵庫、ネット、キッチン、その他電気関係がまったくないというのだ。。
しかしその分料金を安くなるというので、とりあえず一泊お願いした。
まぁそうなるとここの宿チキータは快適だしネット無料で繋がるし（笑）今日はこれでよかったのかもしれない。
夜メシはスーパーで買出し。

左上オリーブ€0.40、左下イベリコ豚の生ハム（！）€2.35（合計400円ほど）
オリーブとイベリコ豚、、、安くて激ウマ！
この二日間宿探しに追われている気がする…
ろくに観光もできてない。移動しているからというのもあるのだが。
明日はヤガミホステルに移動して、その後どこかにいこう。
・泊まった宿
「Pension Chiquito（ペンシオン・チキート）」
★★★
€30
駅近、清潔、ドミ無し、朝食無し、冷蔵庫キッチン有（但し10-14時のみ）、ネット有料（電波ある場合有）
簡素だがとても清潔で居心地良い。駅近で周囲になんでもある。
洗濯物がちゃんと干せる場所があるのが嬉しい。
荷物じゃなければあると便利な「地球の歩き方」夜の到着や宿の情報が無いとバルセロナは危険です。
スペインはマドリッドでしょう！イビサ島はいつかいってみたい。

ようやくヤガミホステルに到着。
ここには3日間泊まることになるのだが、実はヤガミホステル停電中・・・
停電が治らないので引越しますとのこと。
夜になると真っ暗です 笑
ろうそくひとつでウノやったり、懐中電灯でシャワー浴びたり…
これはこれで貴重な（？）体験。

怪しいでしょ 笑

パルセロナ観光は見所はたくさんあるものの、主要どころ数点という感じでした。

スペインのコスタ・デル・ソル地域「マラガ」で生まれたピカソの作品を多く展示した「ピカソ美術館」
フランスのパリにもピカソ美術館があるが、そこよりも規模の大きいもので、ほぼ絵画が中心だ。
年代順に並べられ、英語だが詳しい解説がある。

ピカソ美術館　中は撮影禁止

中庭
バルセロナといえば、有名すぎる現在進行中の建築物、ガウディのサグラダ・ファミリア。
「サグラダ・ファミリア」駅を出ると目の前に現れる。圧巻…！

大きすぎて中々納まりきらない

近くはこんな感じ
エレベーターで最上部まで昇って景色が見れる。
展望台ってカンジじゃないけど、、、

上からの景色
夜にはスペイン広場の噴水ショーにも行った。
週末だけ（夏季 木?日）やっている噴水と光と音楽のショー。
絶対見たほうがいいという情報の元、まぁまぁ期待していったが期待以上！
雰囲気的にはディズニーランドに来たようです。
音楽に合わせて噴水が色々な動きをし、色とりどりの光とミックスし、幻想的な雰囲気。
色々な音楽がかかるのだが、途中「モルダウ」など有名な曲もかかり中学時代を思い出し懐かしい。

約15分のショーだが、これは絶対みるべき
今の時期、「牛追い祭り」の時期で、パンプローナというフランスに近い場所で1週間程開催され、延べ100万人というドデカイ祭りがある。
これがめちゃくちゃ楽しいらしい。前夜祭から行く人もいて、オススメされた。
ちょうど開催時期だったので行きたかったのだが…
バルセロナからパンプローナまでバスで4時間、日帰りは難しそうだしマドリッドに戻らなければいけないので今回は断念。。
ヤガミに泊まっている多くは牛追い祭りに向かっていた。
中には「牛に追われる」ために行く人も！命がけだ…
本当はバレンシア地方、マラガなどのコスタ・デル・ソルなど色々と周りたかったが、鉄道パスは切れてるから移動費が膨大にかかる。
その上時間もそこまでない…
マドリッドとバルセロナがほとんど（というかバルセロナばっかり）でした。
一日だけシッチェスというバルセロナから40分ほどでいけるビーチに行くことにした。
これから南米で、南米は南半球のため今は冬…
ビーチはしばらくいけないから・・・
曇り空だったため中に入ると肌寒かったが、地中海を眺めながらゆっくりとビーチを楽しんだ。
一人だったためデジカメは持っていけず。
代わりにバルセロナのビーチ、バルセロネータの写真を。

日曜のビーチは人がたくさん
4泊したバルセロナ、本当にあっという間だった…
海あり山あり、人は穏やかで独特のゆったりした空気・・
シエスタという異文化、そして食・・・
とても魅力的な国だなぁと感じました。
スペインはまた時間をとってゆっくり周りたい国だ。
スペイン語が話せると楽しさ2倍なんだろうなー。。。
ヤガミホステルにいた人々はまた個性的で優しく面白い人であふれていました。
長く居たいと思ってしまう場所。
最終日にヤガミホステルが引越しをして、新居にも一泊できることができました。
まるでホテル！シャワー３つ！前の場所よりかなりレベルアップしてます。
まだ荷物が完全でないため、日本人8人で一つの部屋で寝る。まるで合宿 笑
この後南米、チリのサンチアゴへ向かいます。
初の南米・・・聞くところによると楽しそうな雰囲気。
インフルにかかりませんように…
・泊まった宿
「ヤガミホステル」
★★★★★
€19
ドミ、朝食無し、冷蔵庫キッチン有、WiFi（泊まったときはなかったけど普段有）
言わずと知れた歩き方に載って無い日本人宿。
お米と卵が無料。是非行きましょう。