一階で自分の食べたいものを選び二階で待つというカンジ。
ご飯と、スープのようなものが多い。
「これはうまいぞ!」
と薦められたのが羊の頭を縦半分に割った肉。顔の形をしている。本当かよ…
好奇心で食べることにした。
席に戻り、注文した料理が届く。
予想以上の量だ…
パンと野菜(ピクルス?)は自動的に出てくる。ヨルダンのレストランはパンと野菜は料金に含まれているのだろうか。。
とても食べ切れなかった。
羊肉は…まぁまぁと言ったところ。量が多くて、食べきれない。
よーく見てください。顔でしょ!?
ウェイターが一人ひとりに会計(紙)を渡す。自分は3JD(400程)
翔平は高いと言う。さっき言っていた料金と違うようだ。
アラビア語で話す。無言でウェイターが渡した会計を取り、丸めて後ろにポイ。悪びれる様子なく書き直す。
2.75JD。自分のは羊の肉だからだろうか、みなのより高かった。やはりさっきの値段と違うようだ。
翔平が抗議してくれた。ウェイターも反論。
あまり彼に気を使わせるのも悪いので、いいよと言う。
今度はそのウェイターが掃除をし始めた。大きく物音を立てながら。周りに客はもういない。閉店なんだろう。
「早く帰れ」サインである。
自分達の席の一画以外を掃除し終わると、やることがないらしくタバコをすい始めた。ここまで来ると笑ってしまう 笑
しばらくし席を立つ。
会計を済ます。ところが翔平は払わないと抗議。アラブ人と抗議だ。
客、スタッフ、外を歩いている人、人が集まってくる。
自分の金で払うから、争いは止めてくれとお金を払うという見知らぬおじいさんまで登場。
なんだかすごいことになってきたぞ。
店は全然悪気ないというカンジで、全く折れず、とにかく払えと。翔平も全く折れずアラビア語で話す。
そしてついに店が警察を呼ぶと電話を始めた。
店に払うのは癪なのでさっきのお金を払ってくれたおじいさんに払うことに。彼から店にお金がいけば問題がないし、こちらも店に直接払わなくてよいということに落ち着く。
おじいさんにお金を渡し、店を後にした。
それにしてもアラブ人相手に猛抗議。すごかった。自分なら言葉が通じないということであきらめていただろう…
結構遠くまで来たが、帰り道は迷いながらもみんなで楽しく帰った。
コーダホテルに戻り、しばらく話し、寝たのは1時くらいだった。
朝は5時に起き、皆を起こさないようそっと準備。5:30にホテルを後にした。(寝坊しなくて良かった…)
同じ日にトシさんと知子さんはイスラエルへ。
翔平はシリアへ。
ノリは次の日エジプトへ。
ヨルダンの滞在が終わった。約27時間という短い期間ながらもとてもとても濃い時間を過ごした。
生きた情報交換、ランチ、ローマ劇場、アンマン城、そして夕食でのこと。全て一人では出来なかったことだ。
死海には行けなかったが、逆に面白い場所や経験ができた。
全てはサメールというパレスチナ人が働く「マンスールホテル」(コーダホテル)のお陰だ。
知り合ったトシさん、知子さん、ノリ、翔平。みんな濃く話していて飽きない。
ヨルダンでこんなことになろうとは…思いもよらなかった。
本当はもっと居たかったが、離れたくなくなってしまう気持ちが強くならないよう予定通りに行動した。
出会ったみんなに感謝。ヨルダンありがとう!
次は念願のピラミッド、エジプトだ。
マンスールホテル入り口
宿からの景色
「中東ヨルダン_3 一人では得られないもの」への1件の返信
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なんか遠くにいるのに、ユウタロウを逆に近く
感じるぐらい臨場感溢れていて
見ていてすごく面白いよ。
毎回楽しみー。