朝6:45
chamaさんと宿を後にした。
向かう先は青の洞窟。
青の洞窟の行き方は、まずフェリーを使ってナポリからカプリ島まで行く。
カプリ島からアナカプリという青の洞窟がある反対側の地区へ向かう。
小船に乗り、青の洞窟へ!
パリ辺り(つまり2週間以上前)から青の洞窟への行き方は2通りあり、何人かから説明を聞いていた。
青の洞窟までの行き方を、念のため備忘録として残しておく。
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ナポリからカプリ島へ向かうフェリーはいくつか種類があり、かかる時間によって料金が倍程変わってくる
そのため、事前に宿のスタッフかネットで時刻表を調べる。
ちなみに自分が行ったのは7:35発€10、1:15でカプリ島へ。
カプリ島へ着いたら青の洞窟へ向かうのだが、これも行き方が2通りある。
まず観光客の常套手段は専用のフェリーに乗り直接青の洞窟へ向かい、フェリーから小船に乗る。
これは高くつき、込んでいるとフェリーで待つため注意。
自分が行った方法は、カプリ島についたら出てすぐあるケーブルカー(€1.5程)に乗りバス乗り場まで行く。
アナカプリ行きのバスに乗る。
アナカプリ(終点)についたら少し歩いたところに小さめのバスターミナルがあり、そこで青の洞窟に行くバスに乗る。
終点で降り、直接小船が出ている場所へ行き青の洞窟へ。
※バス停などがわからない場合は、「グロッタ・アズーラ!」と地元民に聞けば必ず教えてくれる
※バスは後から発見したら一日券を買ったほうが安いかも?ただ乗り換える際に会社が違うかもなので、確実ではありませんが…(知っているかた教えてください)
※帰りのフェリーも時間と会社により値段が倍程違うので調べていったほうがよい
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と、こんな具合で青の洞窟へ。
ナポリからカプリ島へのフェリー
カプリ島へ到着するまでに2つビックリすることがあった。
まず一つは昨日偶然宿で再会したゆうことめーちゃんの二人組みとフェリーでまたバッタリ!
「また会ったね」とお互い笑う。
二つ目。他に日本人のこちらも二人組み女の子(カリィ、ひーちゃん)がいて、気づいたら6人行動になっていて、修学旅行の班行動のような状態に 笑
元は知らない他人同士。日本にいたら確実にありえないが、海外にいると(特に日本人の少ない地域は)全然当たり前に、むしろ嬉しいくらいだ。
カプリ島が近づいてきた
ケーブルカーで登ったあとの高い位置からカプリ島を見下ろす
バスを乗り継ぎ、人に聞き、右往左往しながら青の洞窟へ向かう。
そして10時頃(だと思う)、遂に到着!
青の洞窟はイタリア語で「グロッタ・アズーラ」
ここが小船に乗る場所 右側の岩の中が洞窟だ
マックス4人の小船に乗り込み、一緒に陽気な船員が一人着いてくる。
洞窟に入る場所は高さが低く、みんなは寝た状態にならないといけない。
この洞穴に入るのだ
「行くぞ!」と船員が叫び、寝た状態のまま船は洞窟へ。
船員はマトリックス状態 笑
洞窟内に入ると、そこには写真で見た景色が広がっていた!
青一色の世界
中は意外と広く、同時に数隻周遊する
青とエメラルドグリーンの中間のような、なんともいえない淡い色。
その光意外はなく、なかで一緒に座っているchamaさんたちはもちろん、すぐ隣にいる小船もよく見ないと見えないくらい真っ暗だ。
なんとも幻想的な空間。
世界にはまだまだ自分の知らないことが多すぎる。
船員の歌声が洞窟内に響き渡る。
ほかにも数隻小船がいて、別の船員も歌っている。こだましてちょっとうるさいぞ…笑
中を2周し、チップを一人€2(高い!)せがまれ、青の洞窟は無事終了した。
彼が自分達の船員
その後はこのまま帰るのもなんだしということで、ビーチがあると聞いていたので行ってみた。
カプリ島は島といえど、ほぼ崖で、いわゆるビーチというのはカプリに大きくないのが数箇所あるだけらしい。
カプリ地区にはきれいなガーデンが多くある
島全体がテーマパークのようだ
歩けどビーチに着かず。。
暑さとうねうね道の中で汗だくだ。。
そんな状況下でみんなの元気が無くなってきた矢先、ついにビーチを発見!
水が綺麗だ!
水着を着ていたので、すぐに飛び込む。
魂が一瞬どこかへ行ってしまったのではないかと感じた。そのくらい気持ちよかった。
みんなは水着持参していないので、入ったのは自分だけ。こういうのってなんか悪い気になるなぁ…
しかしジーパンを濡らしながら入ったり、みんなで岩に登ったりして楽しい時間を過ごした。
ビーチを後にし、14:50のフェリーに間に合うように移動。
帰りはケーブルカーを使わず足で下ったら、意外にも10分弱くらいで着いた。
ナポリに到着後、chamaさんはナポリから東にあるバーリという場所へ。
5人で電車が発車するまで見送った。
カリィとひーちゃんはメトロで宿へ。
「良い旅を!」
自分とゆうこめーちゃんは同じ宿なので、買い物をして宿へ。
昨日の教訓を活かしてゆうこオススメの持ち運び便利な塩を買いました。
これならキッチンさえあればパスタが作れる!
ビーチで泳いだせいもあり、朝から歩いたせいもあり、その日は特に出かけずのんびりした。
また新しい日本人が来ていて、明日青の洞窟に行くというので、情報交換。
そこから旅の話、日本で何しているかという話、今まで行った場所の写真を見せたり…
こういうことを話しているとすぐに時間は経ち、夜中になっていた。
こうしてナポリの二日間はあっという間に過ぎていった。
日本人とたくさん会ったので、出会いと別れが多かった二日間でもあった。
メールアドレスだけで世界中どこにいても連絡ができる御時世だ。
ライフスタイルが変化するように、旅でつながる人間関係というのも、ちょっとずつスタイルが変化していると思う。
自分が楽しみだと思うのは、こうして一度でも繋がった人、同じように旅をして繋がった人が今後どのように過ごしていくのかということ。
こうして知り合えたことも特別なことだと思うし、日本にいたら違う人間関係になっただろう。
これも今の時代だから簡単にできることになったと思う。
「別に、ただ単に知り合っただけの間柄」
ある人にとってはそうかも知れない。が、僕にとってはそうではない。
人のことをたくさん知りたいし、自分のことも知ってもらいたい。
ブログを書いているという理由の一つもそうなんだと思う。
明日はイタリア最後の都市、ヴェネツィアです。
・泊まった宿
「Hostel Pensione Mancini」
★★★★★
€18×2
WiFi、キッチンきれい、家庭的、ナポリ駅近、スーパー2軒、バスタブ有
備えつけのPCは調子が悪いようだ
ナポリピザはモチモチ、想像以上にうまかった!これで€4
「カプリ島「青の洞窟」へ」への4件の返信
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食い付くのはそこかー!(笑)
そうでなくて。
ユウタロウさんが旅をしながら心に積み上げてる物はなんでしょう?
この旅日記は羽ばたいてる感じがしてすごく楽しい。
大事な時間だね。(なんか年寄りクサいコメだな)
あたしなんか自分の身の周りのことでさえ、知らないことが多過ぎるな、と思います。でも知ってる中で大事なものがあって大事にしたい人間関係があって、小さい中でうちゃうちゃ楽しんでいます。
憧れるなぁ?長期の旅行。色んな意味で無理ですが(^^;
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>けっちゃん
積み上げてるもの… 言葉にするのは難しいですね。。
旅の終わりに明確になっていくのではないでしょうか。
いや、今の時点である程度見えてるのですが、確信さが終わりに近づくに連れて出てくる、という感覚っぽいです。
僕も旅に出て、日本のこと知っていないな、と。東京でさえ!
人間関係は本当大事ですね。僕なんかそれで生きれているようなものです。。
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無事に青の洞窟見れて良かったね☆
しかも、そんなにたくさんの人と一緒に行動してたのも素敵。
私が行った時は日本人たくさんいたけど、皆カップルだったなぁ。
そして、もちろん団体さん!
あ、お勧めのピザ屋さん行けました?
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>ハルナさん
ピザは写真のやつがDa Micheleってやつで、教えてもらったDIMATTOは行けなかった。。。
青の洞窟は日本人ばっかで…笑
団体と一緒のルートは避けたからまだ良かったけどね。