3日目はレンタカーを借りて島を一周。
イースター島は外周60kmの意外と大きい島。
自転車で周れないこともないが、車で回る方がベストだろう。
そして5人なので一人18ドル程で借りれた。
朝飯のホットドッグ アボカド!うまい!1200ソル(US$2ちょい)
最初に訪れた場所は「アフ・ハンガ・テエ」
顔を下にしてうつ伏せのモアイ
「モアイ倒し戦争」と呼ばれる島民同士の争いにより倒されたモアイだ。
目に力が宿る、と考えられていたモアイは島民によりその力を奪うため敵のモアイを倒して力を奪ったらしい。
そのためイースター島のモアイは倒れたものや破壊されていたものが多かったそうだ。
とは言ってもいまだに1000対以上のモアイが眠るこの島。
これから色々な種類のモアイを見ることになる。
モアイ製造場、ラノララク
ここはモアイの切り出し場だった山がある。
運ばれる途中のモアイ、顔だけ切り出されているモアイ、後ろ向きのモアイなど、様々なモアイが見れる場所だ。
運搬途中のモアイ
おそらく教科書で見た写真はこんなんだったかな
うつ伏せで倒れるモアイも
切り出し途中の全長21m巨大モアイ
トモコちゃんに作ってもらったおにぎりで昼食を済ませる。
おにぎりなんて日本出て以来食べてなかった!
次に向かうのは日本企業が再建した15体のモアイが並ぶ「アフ・トンガリキ」
一列に並ぶモアイ
曇りだった空は次第に雨が降り、東に向かうに連れ雨足は強まった。
アフ・テ・ピト・クラ
ここには触ると力が得られるストーンと言い伝えられているある
そしてアナケナ・ビーチへ
晴れていたら入りたかった…
曇りと雨により肌寒かったが、海は思ったより冷たくなかった。
水着も着てきたしちょっと入りたい気持ちもあったが皆も待っているしやめておいた。
ヤシの木が立ち並ぶ居心地の良いビーチだ
どんどん雨がひどくなり、数箇所車を走らせたが、結局車から出れなくなったのでしかたなく宿に帰る。
到着したのは夕方頃。
朝市場で買った魚を使ってシーフードカレーを作ることにした。
皆で夕食の準備をしている最中、事件は起こった。
宿のスタッフが僕らのところへ来て、
「あなたたち、他のキッチンから勝手に洗剤を持ってきて使わないで」
「あなたたちがこの洗剤で洗濯をするから早く洗剤がなくなっているのよ」
と忠告を受ける。
確かに他のキッチンから洗剤を持ってきていたが、自分らが使うキッチンには洗剤が元々なかったので他から持ってくるしか方法はなかった。
しかし完全に誤解だった。
誰も洗剤を使って洗濯はしていなかったのだが、弁明しても信じてもらえなかった。
トモコちゃんがスペイン語を話せるため、彼女を通して一生懸命説明するがダメだ。
疑われたことにツヨシ君とミッチーは耐えられず、彼女を非難。
それが引き金となり、宿側は二人を今すぐ出て行けという。
抵抗すると、彼らはすぐに警察を呼んだ。
10分ほどで警察が到着。有無を言わさず宿側の言うとおりにしろいう。
中立の立場を見せ掛けているが、こちらの言い分は聞いてくれない。
二人は宿の料金を払い、借りている車で寝ることに。
元々トモコちゃんは翌日チェックアウトだったので問題ないが、正恵ちゃんは違う宿に代えることに。
自分も変えようかと思ったが、あと二日だしこちらは何も悪いことはしていない。
自分はそのまま滞在することにした。
その夜食べたシーフードカレーは、なんともいえない味がした。
「様々な姿形のモアイ そして事件は起こった・・・」への3件の返信
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誤解を受けるのはすごく苦しいだろうなぁと思います。
しかもこれまた理由も無く宿の立場が強い。
残る方が勇気がいるでしょうね。
四つの石に囲まれた一つの丸い石。何か心惹かれるものがあります。
実際の大きさはどのくらいなのでしょう?
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あの日はチェックアウトし損ねて延泊してただけだから、追い出されたっていうか、追い出してくれて逆に助かったよ。
向こうからしたら追い出した気になってんだろうけど、俺とミッチーは自ら出て行ったって感じだよ。
宿のヤツらはホント頭固くてムカついたけど、犬のウリとの別れは辛かったわ。
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>けっちゃん
宿側の方が強いですね、やっぱり。警察も外国人より現地宿側に着くでしょう。
ストーンの大きさは直径1mくらいだったかな?
そんなに大きくはなかったと思います。
>ツヨシ君
今となってはいい経験かな。あのときは あちゃー って感じだったけどね 笑
二人がそういう気持ちなら、俺も救われるよ。